2013.10.22 センター試験が廃止!?(下村文部科学大臣)

投稿日: カテゴリー: 教育ニュース

センター試験が廃止!?

2013年10月22日 下村博文文部科学大臣の定例記者会見

センター試験について

~(略)~

記者)
教育再生実行会議の大学入試の提言をめぐって、本日、「センター試験を廃止へ」というふうな見出しでの報道がありました。
議論開始当初から、大臣の方は関係者への影響が大きいとして、センター試験の廃止というようなことについては、慎重な話しぶりをしていたと思うのですけれども、今度のまとめる提言では、センター試験は廃止するというような意味合いを込めての提言内容のまとめとなるのでしょうか。

大臣)
教育再生実行会議では、高校教育の質の確保・向上を図るとともに、大学の人材育成機能を強化し、能力・意欲・適正を総合的・多面的に評価する大学入学者選抜への転換を図る改革を進めることにしております。
その一環として、高校段階における学習の到達度を把握し、高校の指導改善や大学入学者選抜に活用する新たなテストとして、基礎レベルと発展レベルから成る達成度テストを導入する方向で現在、調整をしております。
高大接続・大学入試に関する提言については、取りまとめの最終段階であり、今、委員の方々に修文等を含め、いろいろな提言をしていただいておりますので、今後も内容の変更等はあり得る話ですので、詳細については、提言が取りまとめられた段階で改めて説明を申し上げたいと思います。

記者)
学力調査の結果の取扱いについて、昨日の専門家会議で議論がされたわけですけれども、大阪市の教育委員会が、市立の小中学校に公表を義務付けるというルールをつくって全校公表を実施しようとしていますけれども、いわゆる、こういうトップダウンの形での学校の結果の公表を進めようというやり方について、大臣はいかがお考えでしょうか。

大臣)
今の全国学力・学習状況調査ですが、これは、教育委員会や学校が、保護者や地域住民に対して説明責任を果たすために、子供たちの学力の状況等について、積極的な情報提供を行うとともに、教育に関する検証改善サイクルを確立することは重要であるというふうに考えております。一方、調査結果の公表に当たっては、学校の序列化や過度な競争による弊害が生じないよう、配慮するということも必要であるというふうに思います。
平成26年度以降の市町村・学校の結果公表の取扱いについては、御指摘のように昨日、専門家会議において議論が行われ、様々な意見が出されたものというふうに承知しております。
今後、引き続き専門家会議において議論を頂いた上で、平成26年度の実施要領において決定したい、11月末をめどにしたいと思っておりますので、大阪についても、現行におけるルールから逸脱しない形は守っていただきたいというふうに思います。

記者)
今言ったやり方というのは、現行のルールとは齟齬(そご)があるという認識でしょうか。

大臣)
現行のルールでは、独自に学校が公表することは認めているということですね。

記者)
上からの指示で義務付けるという形は、これとは。

大臣)
逸脱していると思いますね。

(了)

(大臣官房総務課広報室)