わが子に必要な英語のテストは?

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2013年12月13日に文部科学省が公表した「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」によると、小学校で実施されている「外国語活動」の開始時期が小学5年から小学3年に前倒しになり、小5・6年は教科化されます。

中学校の英語の授業が英語で行われ、大学入試に英検やTOEFL等の資格・検定試験が活用されます。

そして2010年に発表されたユニクロと楽天の「英語公用語化」。

これまで日本は、英語ができなくても、なんとか生きてこれました。でも21世紀を生き抜かなければならない現代の子どもたちは、英語ができないと、まともな就職ができないのです。

英語を、「やる、やらない」と言っている場合じゃなく、「いつやるか」の問題なのです。

1.目標がなければ、成果は出ない

さて、子どもが英語を学ぶ上で重要なのが、目標設定です。

目標があれば、目標達成のために、何をどのくらい習得すればいいのか計画を立て、行動することができます。そこでおすすめなのが、お子さまにどのくらいの英語力がついたかを判断するための指針となる英語能力テストです。

日本では様々な英語能力テストが行われていますが、それぞれに目的と内容が異なります。テストの特徴をよく知り、お子さまの目的に合ったテストを選びましょう。

2.お子さまの目的に合った英語のテスト選び

アメリカ留学に必要な資格、大学入試に適用される資格など、国や大学によって必要となる資格が異なります。特徴や有効性をしっかり理解しておきましょう。

2-1.実用英語技能検定(英検)

対象:小学生、中学生、高校生、大学生、社会人
有効:国内

日本で最も知られている英語能力テストは、おそらく「英検」でしょう。英検は、学習指導要領の内容に基づき作成されている(中学校卒業程度:英検3級程度、高校卒業程度:英検2級程度)ため、日本の学生の英語力を測定するテストとして、最適です。3級以上になると、リスニング、リーディングに加えて、スピーキングの力、準1級以上でライティングの力を測定します。英検1級保有者は、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つの力をバランスよく持ち、本物の英語を身につけた人と言えるでしょう。

さらに、英検は資格試験なので、、TOEICやTOEFLとは違い、一度合格すると一生有効であること、受験に有利になることなどが魅力です。ただ、海外で資格として採用されないこともあるため、留学先の条件をよく確認しておく必要があるでしょう。

インターナショナルスクール(幼児)生なら、卒園までに英検3級合格が当然になっていることから、リスニングとスピーキングができれば低年齢のお子さまも合格できる傾向にあります。

入試で優遇される大学(近畿)
  • 立命館大学(英検準2級以上、AO入試あり)
  • 関西大学(英検準2級以上、AO入試あり)

2-2.TOEIC / TOEIC Bridge テスト

対象:大学生、社会人 / 中学生、高校生
有効:国内

ユニクロや楽天を初めとした企業で、入社や昇降格の条件になっているのが、TOEICのスコアですが、海外の企業に就職する際には参考にされないこともあるので注意しましょう。

また、大学や大学院の入試でTOEICを活用するケースがあります。

TOEICは、スピーキングとライティングの能力が測定されないため、リスニングとリーディングを徹底的に対策することで、攻略できます。

大学入試活用状況(近畿)
  • 京都産業大学(基準スコア380~500、AO入試あり)
  • 同志社女子大学(基準スコア510~590、AO入試あり)
  • 立命館大学(基準スコア500~700、AO入試あり)
  • 大阪府立大学(基準スコア600)
  • 関西大学(基準スコア400~730、AO入試あり)
  • 関西学院大学(基準スコア550、AO入試あり)
大学院入試活用状況(近畿)

楽天が求める英語力:2016年12月までにTOEICで800点を上回ること。

2-3.TOEFL iBT

対象:高校生、大学生、社会人
有効:国内、国外

アメリカをはじめとする130か国、9000以上の機関が採用している英語能力の証明となるテスト。海外留学に必須で、最低基準点は大学によって異なる。

2-4.IELTS

対象:高校生、大学生、社会人
有効:国外

IELTSはTOEFL同様、海外留学に必要な英語能力テストで、イギリス、カナダをはじめとする135か国約8000の機関が採用しています。イギリスがIELTSを採用したことから、留学生の間で、いま最も注目を浴びている英語能力テストです。

3.英語テストの難易度(目安)

主要な英語能力テストの難易度の目安は下記です。

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4.まずは英検。そして、TOEFLやIELTSを。

英語塾 ABCでは、小学生、中学生、高校生のお子さまには、まず英検の受験をおすすめしています。英検準1級相当の力がついた頃、TOEFLやIELTSに移行するのが良いと考えています。

その理由の一つが、文部科学省のWEBサイトに書かれているので、ご紹介します。

実用英語技能検定(英検)は、学習指導要領の内容に基づき作成されている(中学校卒業程度:英検3級程度、高校卒業程度:英検2級程度)ため、生徒の英語力の向上を図る際の目安となると同時に、英検の指標に基づいた目標の設定は、英語学習の動機付けともなり、有効。

― 外国語能力の向上に関する検討会(第3回) 配付資料

英検は、中学・高校で習った英語をきちんと理解していれば、合格できるようになっているため、本来、特別な対策などは必要としないこと。進学や就職に有利となる資格であること。TOEICやTOEFLの有効期間が2年であるのに対し、一生モノであることなどから、中高生が目指す資格の一つとして英検が選ばれるわけです。