2015.3.20 「話す」、「書く」の能力に特に課題(下村文部科学大臣)

投稿日: カテゴリー: 教育ニュース

高校生の英語力に課題があること、英語が好きでないと回答した学生が半数を超えるなど状況が明らかに。

2015年3月20日下村博文文部科学大臣の定例記者会見

「話す」、「書く」の能力に特に課題

記者)
今週公表されました、文科省が実施した高校3年生を対象にした英語の調査についてですが、かねてから課題が指摘されていた「書く」や「話す」に関して9割近くが中学生レベル、それだけではなく「読む」や「聞く」に関しても7割以上が中学生レベルだという実態が明らかになりましたが、大臣としての受け止めをお願いします。

大臣)
17日に、文科省が公表した高校3年生の英語力の調査結果(速報)によると、「読む」「聞く」に比べて、「話す」「書く」の能力に特に課題があることや、「英語学習が好きでない」と回答したものが半数を超えるなどの状況が明らかになりました。
第2期教育振興基本計画に掲げた「高等学校卒業時に英検準2級から2級程度以上を達成した生徒の割合50パーセント」の目標の達成のためには、今後、更なる努力が必要であります。
文科省としては、この調査結果を学校での指導の充実・改善、次期学習指導要領の改訂及び高大接続改革の実現に向けた入学者選抜の在り方の検討に活用するとともに、学習指導要領改訂の方向性を先取りした優れた取組を行う拠点地域への支援をはじめ、英語教育の抜本的な改革に取り組んでいく必要があると思います。
中学まではOECD諸国の中でも、PISA等で世界国別ではトップレベルでありますが、高校においては、今回のような状況が如実に出ました。
是非、高大接続、大学入学試験、高校、大学を通じた英語教育の抜本改革の中で、4技能におけるバランスのとれた教育レベルのアップとともに、高等教育以降についてもしっかりとした改革を取り組んでいかなければならないと、その証左であると受け止めたいと思います。

(了)

(大臣官房総務課広報室)