2015.5.26 英語教員の英検準1級取得割合、高校で55%(下村文部科学大臣)

投稿日: カテゴリー: 教育ニュース

英語教員の英検準1級取得割合、高校で55%!

2015年5月26日下村博文文部科学大臣の定例記者会見

英語教員の英検準1級取得割合、高校で55%、中学で28%

大臣)
おはようございます。
冒頭、4件発言があります。
まず1点目、中教審と教育再生実行会議の意見交換についてであります。
本日、17時40分から中教審と教育再生実行会議の意見交換会を初めて開催いたします。今回の意見交換会は、中教審の委員から教育再生実行会議と意見交換の機会を持ちたい旨の御発言があったことから開催することとなりました。
両会議の現在の審議状況等につきまして、北山会長と鎌田座長からそれぞれ御説明いただき、それぞれの会議の検討課題について、直接かつ率直に意見交換を行うことで、教育再生の課題認識を更に深く共有し、今後の審議に生かしていただきたいと考えております。
これからの教育の革新を実現するためには、教育への的確な投資と、そのための教育財源の確保が重要であり、現在、教育再生実行会議第3分科会におきまして、第八次提言に関する審議を行っています。また、中教審においては、今後審議を予定している第3期教育振興基本計画の策定に向けても重要な課題となることから、本日は特に教育財源の問題についても、両会議の委員の皆様方から御意見をお伺いできればと考えております。

~(略)~

記者)
昨日、中央教育審議会で示されました英語教育の実施状況調査についてお伺いします。
昨年度、全国の公立中学校・高校で、英語を教える先生方が英検準1級又はTOEICなど、それに対応する資格を取得している割合というのは、高校で約55パーセント、中学で28パーセントという結果でした。
生徒の英語力も含めて、第2次教育振興基本計画で示した目標達成が極めて厳しい状況かなと思うんですが、大臣はこの数字をどのようにとらえていらっしゃるか教えてください。

大臣)
御指摘のように、生徒の英語力向上を目指して、平成25年12月に「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を公表し、平成26年度より新たに小・中・高校を通じまして、教育内容の先進的な取組や教員研修などの支援を進めてきたところであります。今回の平成26年度英語教育実施状況調査の結果からは、全国の公立の中学・高校生の英語力に課題がある、それから御指摘のように教員の英語力に課題がある、更に地域によって英語指導に関する取組状況に差があるなどの課題があったことについて認識をしております。高校3年生の英語力調査におきましても、生徒の英語力及び学習意欲に課題があることも判明しております。
また、御指摘の教員の英語力でありますが、これは第2期教育振興基本計画、これは平成25年度から29年度までの中での成果目標に掲げているわけでありますけれども、今回の英語教育に関する調査の結果、この計画中の目標の達成が現在非常に厳しい状況であることは御指摘のとおりです。
文科省としては、このような状況を踏まえ、今後生徒の英語力向上のための目標設定と、それらを支える取組の改善を検討をするという意味での教員の英語力のアップ等、次期学習指導要領の改訂も踏まえた抜本的な英語教育の改革とともに、教員のレベルアップに対して支援をしていきたいと考えております。

(了)

(大臣官房総務課広報室)