2013.5.17 国際バカロレア、目標は200校!(下村文部科学大臣)

2014年6月現在、国際バカロレアに認定されている学校数は、世界147か国において約3,791校あるなか、日本における認定校は27校。目標の200校にはまだ、ほど遠い感じがありますが、日本のグローバル人材育成のためにも、確実に増やしていってほしいです。

2013年5月17日 下村博文文部科学大臣の定例記者会見

国際バカロレアについて(13:20〜)

記者)

国際バカロレアの日本語プログラムの導入が、2015年4月からとなったそうですけれども、政府のグローバル人材育成会議でも、国際バカロレアの普及について言及していたと思うのですが、文科省として、何か取組があれば教えていただけますか。

大臣)

 国際バカロレアの教育理念や手法は、グローバル人材育成の観点から、有益なツールの一つであり、教科の一部を日本語で行う、日本語デュアルランゲージディプロマは、これを促進する大きな契機と考えております。文科省では、この日本語DPの開発・導入に向け、国際バカロレア機構と協議を行ってまいりましたが、今度の予算成立を受けまして、この国際バカロレア機構とともに、本格的な開発に着手するということになりました。
こうした動きを受けて、東京学芸大学を中心に、日本語DPに関心を有する国内の高等学校等が、情報交換や研究を行う連絡協議会を創設され、約20校近くが参加されるそうです。今月28日に第1回会合を開催予定であるなど、国内教育機関の機運も高まっております。文科省としては、今後、日本語DPの着実な開発を推進するとともに、国際バカロレアの推進に向け、高等学校や大学等に対する、積極的な広報・周知を、努めていきたいと思っていまして、一応200校を目標にしたいと思っています。

文部科学省

国際バカロレアとは

国際バカロレアとは、インターナショナルスクールの卒業生向けに授与される、国際的に認められた大学入学資格です。

元々ジュネーブに駐在する外交官のご子息向けのもので、国際的に通用する人材の育成を目的としてるため、これから日本が輩出すべきグローバル人材育成の見本となり、その認定校を2018年までに200校にするという目標を政府が掲げているため、国際バカロレアに対する評価が上がり、注目が集まっています。

2014年6月現在、日本には27の国際バカロレア認定校があります。東京都に8校、神奈川県に3校、大阪府2校、京都府3校、兵庫県2校、広島県2校、福岡県2校、群馬県・茨城県・静岡県・愛知県・沖縄県にそれぞれ1校ずつです。

■ 国際バカロレアについては、「大人気!「国際バカロレア」の基礎知識」の記事で詳しくご説明していますので、ご覧ください。

下村文部科学大臣について

下村 博文 (しもむら はくぶん)

第2次安倍改造内閣 文部科学大臣
教育再生担当
東京オリンピック・パラリンピック担当

略歴

昭和53年 早稲田大学教育学部卒業。平成元年 東京都議会議員初当選。平成8年 衆議院議員初当選。自民党青年局長、法務大臣政務官、議院運営委員会理事議事進行係(第70代目)、第二次小泉内閣の文部科学大臣政務官、自民党国対副委員長、内閣官房副長官を歴任。自由民主党シャドウ・キャビネット文部科学大臣、自民党教育再生実行本部長を経て、現在は第二次安倍内閣にて文部科学大臣 教育再生担当として活躍中。

主な著書
  • 『教育激変』明成社
  • 『学校を変える「教育特区」子供と日本の将来を担えるか』大村書店
  • 『子育て 必須マニュアル』ヒューマン
  • 『「塾」そのありのままの姿』学陽書房
  • 『サッチャー改革に学ぶ 教育正常化への道』PHP研究所
  • 『下村博文の教育立国論』河出書房新社