2013.10.11 「国際バカロレア」35校が名乗りを(下村文部科学大臣)

2018年までに国際バカロレア認定校を200校と、大幅に増やすという目標は、日本の英語教育をさらにグローバル化するために、多いに歓迎したいことですし、スーパーグローバルハイスクールの100校も、ぜひ期待したいです。

この会見は、下村文部科学大臣が「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を発表する2ヶ月前です。

2013年10月11日 下村博文文部科学大臣の定例記者会見

国際バカロレア、グローバルハイスクールについて(7:55〜)

記者)

 グローバル人材のことで伺いたいのですが、国際バカロレアなのですけれども、日本語のデュアルプログラムの申請締切り、認定校の締切りが今月1日に行われましたが、その200校という目標を掲げて始めたものですけれども、今回、一体どのぐらい申請があったのか、また、それに対する大臣の受け止めを伺いたいのですけれども。

大臣)

 御指摘のように、10月1日締切りの国際バカロレア候補校申請においては、ディプロマプログラムにおいて、6校から申請があったと承知しております。
国際バカロレアは、グローバル人材育成の観点から、非常にすぐれたプログラムと認識しており、日本再興戦略においても、2018年までに国際バカロレア認定校等を200校、大幅に増やすという目標が明記されております。
このため、今回DP(ディプロマプログラム)について6校からの候補校の申請があったことは、文部科学省として、大いに歓迎をしたいと思います。これまで合計すると、全部で、この日本のDP導入校は19校、それに今回は6校、それから、今回以前から申請したところも2校ありますので、合計で27校です。それ以外に、今、その準備をしているところが8校あるということで、35校が手を挙げている状況がありますが、2018年までに200校ということで考えれば、これは多分、あまり各高校等も国際バカロレアの、特に日本語コースが設定されたということも、十分周知徹底されていないのではないかと思いますので、今後、更に文部科学省がPRをして、積極的な取組を各学校でもしてもらうようなことをすることによって、促進をしていきたいと思います。

記者)

 一方で、スーパーグローバルハイスクールの構想が発表になったことで、学校の中ではバカロレアからそちらの方に移行することを考えているところもあるようですが、予算的な措置とか、もうちょっと何か検討するようなことは、検討されていたりするのでしょうか。200校という目的、目標をまだ残した場合なのですけれども。

大臣)

 もちろんですね。グローバルハイスクールは100校。これも是非来年から100校でスタートするようにしたいと思いますけれども、コンセプトがそもそも違いまして、国際バカロレアについては、これは日本にいながら世界トップレベルの日本以外の大学に入るチャンス、可能性がこのことによって出てくるわけですから、それぞれが目標達成できるように、しっかりとフォローアップしていきたいと思いますし、それは可能だと思っています。

記者)

 別々でもできると。

大臣)

 ええ。

記者)

 200校の目標は、まだ、今のところ変える予定はないですか。

大臣)

 いや、全く変えるつもりはないし、逆に、もっと増やすぐらいの加速度を考えていってもいいのではないかというふうに思っております。

記者)

 では、それに向けてのそういった、何らかの方策を文科省としては今後打ち出していく。

大臣)

 国際バカロレアについては、先ほど申し上げたように、実際35校が準備をしていると、手を挙げるということですから、決して別に少ない数字ではないと思いますね。これから200校には十分到達できるスタートではないかと思います。

文部科学省

国際バカロレアとは

国際バカロレアとは、インターナショナルスクールの卒業生向けに授与される、国際的に認められる大学入学資格。

元々ジュネーブに駐在する外交官のご子息向けのもので、国際的に通用する人材の育成を目的としてるため、これから日本が輩出すべきグローバル人材育成の見本となり、その認定校を2018年までに200校にするという目標を政府が掲げているため、国際バカロレアに対する評価が上がり、注目が集まっています。

■ 国際バカロレアについての詳しい情報(認定校など)は、「大人気!「国際バカロレア」の基礎知識」の記事をご覧ください。