英語学習法

古い英語教育、いつまで続くのか?

(2019.02.09 更新)

英語教師は今のまま「知識の伝達」をしていても英語が使えるようにならないことを知っている。だが、英語教育の現場では未だに古い教え方が残っている。

新しい?

効果的な指導法?

そもそも新しい教え方が何なのか、どう教えれば効果的なのか具体的な指導方法が示されていないから、子どもたちに「意味が分からないから訳して」「どうしてこっちは”the”でどうしてこっちは”a”なの」と聞かれると専門家である英語教師の血は騒ぐ。そうしてついこれまでと同じ方法で知識の伝達が始まる。

英語塾 ABCも最初はそうだった。教師は知識が豊富で教えることが使命だ。だが学校で前例のないことを始めるのは勇気がいるし、そもそも現場の英語教師がたった一人でこれまでとは違う新しい英語指導法を一から創りあげることはとても難しい。

揺れる!

受験と使える英語

使える英語を身につけるにはこれまでとは違う指導法が必要だと誰もが分かっている。だが親が第一に願うのはわが子が志望校へ合格するために受験で少しでも高得点を取ること。お父さまお母さまが習ってきた英語とはまったく異なる新しい英語指導法でわが子の英語の授業が展開されたらきっと不安になるだろう。これで本当に受験を突破できるのかと。

使える英語を身につけることの重要性は分かっていても、学歴で子どもの将来が決まってしまいがちな日本社会の現実を考えると親は目の前にある「受験」をどうしても優先せざるを得ない。そんな親たちを学校も説得するのは難しい。だから現場は新しい「使える英語の指導法」に戸惑いを見せるのだろう。

何をどうやって教えればこれからの時代に必要な使える英語のスキルが身につけられるのか具体的な指導法を示し、国や社会がともに力を合わせなければ日本の英語教育は変わらない。

大激変!

英語の共通テスト

そこで期待されるのが大学入試改革。2回のプレテストを終え2021年1月から実施される大学入試「共通テスト」は私たち親世代の受験英語とはまるっきり出題内容が変わる。文法、語彙の穴埋め問題や並び替え問題がすっかり消え、大量の英文を読み、情報を整理し、まとめる力が最低限必要となるのだ。

これぞ「使える英語」のはじまりであり、今までの常識を180° 変える。

「大学受験用の英語」と「使える英語」との乖離がなくなっていく、そんな時代がいよいよスタートしようとしているいま、これまでと同じ英語学習法を続けていては大学受験突破が難しくなる。文法の穴埋め問題を解いたり、単語を日本語で暗記したり、ましてやいちいち英文を日本語訳するような学習をやってる場合じゃない。今こそ「使える英語」の学習が必要だ。

もはや単語の暗記と文法が大学受験に必要だというのはただの思い込みにすぎない。